資産運用とは
お金を使って株や債券などの金融商品を購入し利益を得る。いわゆる「投資」というやつです。
投資は危ない。破産する。借金しそう。などのイメージが常に付きまとい敬遠する人も多いです。
確かに投資は元本割れしてしまうというリスクがありますが、金融商品の特性を正しく理解して「分散投資」することでリスクを抑えながらお金を増やす事ができるのです。
しかし生活していく中で緊急にお金が必要になったりすることもあります。
決して生活費を投資につぎ込んだりせず、貯蓄するお金の内、しばらく使う予定のないお金を投資に充てるようにしましょう。
投資にはどんなものがあるか
投資と言って皆さんがまず思い浮かべるのは「株」だと思います。
しかし株以外にも様々なものがあり、「債券」「投資信託」「外貨」「不動産」「FX」「金」などがあり、国内だけでなく海外のものも対象になります。
これらはリスクが大きい物、リスクが小さいものなど金融商品によって全く違います。
この数ある中から自分がどこまで増やしたいのか、どの程度のリスクなら許容できるのかを総合的に判断して組み合わせて運用します。
投資におけるリスクとは
一般的にリスクとは「危険性」として認識されますが金融の世界では「不確実性」の事を言います。
もちろん損をするかもしれないという意味でも使われますが、それだけではなく儲かるかもしれないという意味でも使われます。
価格の変動幅が大きければ「リスクが大きい」、小さければ「リスクが小さい」とされます。
つまりリターンが大きい物は必然的にリスクが高いし、リスクが低いものはリターンが小さいというわけです。
「ハイリスク・ハイリターン」「ローリスク・ローリターン」はあっても「ローリスク・ハイリターン」は存在せず、そういった商品は詐欺を疑った方がいいかもしれません。
金融商品ごとのリスクは次のようになっています。
図のように金融商品ごとにリスクの大きさに差があります。
リスクが大きければリターンも大きくなりますが、逆にお金を減らしてしまう可能性も大きくなります。
それぞれのリスクと期待されるリターンから、どのくらいまで増やしたいのか、どの程度のリスクなら許容できるのかをしっかり考えておきましょう。
投資はお金持ちじゃなくてもできる
「投資をするにはたくさんのお金が必要」というイメージを持っている人は多いと思います。
それこそ一般庶民には縁がない話では?と思われるかもしれませんが、最近では100~1000円程度の小額からでも始められる商品が増えてきました。
小額投資ならば万が一価格が下落しても損失が小さく済みますし、投資がどういうものか学ぶことができ経験を積めます。
証券会社のサイトから簡単に申し込みができ、誰でも投資ができる時代になっています。
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