FP2級に合格するために使ったテキストと問題集

金融系資格

FP2級の勉強方法

FP2級も3級と同様に独学で合格できる試験です。FP1級レベルになると講座も必要になって来るかもしれませんが、2級はしっかり問題集の周回をこなしていれば問題ありません。

勉強方法 費用
通信講座 4万~10万円程度
独学(テキスト+問題集) 4,000~7,000円程度

通信講座では非常に高い受講料がかかってしまいます。独学でも十分合格できるので私は独学をおすすめします。

テキストを用意しよう

基本的には3級の時と同じようにテキストを繰り返して読みます。内容的には3級でやったことなので頭に入ってきやすいかと思います。

3級のときはほぼ全てが初めて学ぶ分野だったため、より頭にインプットしやすい図解を用いたテキストを選択しましたが、今回は試験実施機関の一つである「きんざい」が出版しているテキストを使ってみる事にしました。

滝澤ななみの「みんなが欲しかったシリーズ」より色や図は抑え気味ですが、読んでいて疲れないので集中して読むには良いテキストだと思います。

さらにはテキスト内に重要度に応じた表記がされており優先度が決めやすく、何より試験を行っている団体であるため信頼度は高いです。(必ず出ると言う意味ではない)

問題集を用意しよう

3級と同じく実技の問題集は受ける試験に応じたものを使うという事になります。今回は5種類とさらに多くなっていますが、会社等で指定されていない場合は「資産設計提案業務」か「顧客資産相談業務」のどちらかを選ぶ事になりそうです。

私が3級の時に使っていたみんなが欲しかった!FPの問題集では2級でも全ての種類の実技に1冊で対応していますが、ほとんどが学科の問題であり実技の問題数が少ない事が気になりました。

きんざいでは学科と実技の問題集が別々になっており、さらに実技は種類別に別れているため1冊分増え、ななみ本より多少お金がかかってしまいますが実技を疎かにして失敗するよりは良いと考えて問題集を決定しました。

ちなみに3級の時と同じく資産設計提案業務を受けたのですが、きんざいの問題集でもしっかり対応しています。

学科の問題集の構成としては大部分がページの上段に問題、下段に回答というパターンになっています。一々ページをめくり返したり、別冊を開かなくても解説が確認できるところも便利でした。

 

問題集の進め方は

  1. 最初にテキストを一通り熟読する。
  2. 問題集を解く。
  3. 間違えた問題を解説・テキストなどでチェックする。
  4. もう一度問題を解く。
  5. 3、4の繰り返し
  6. 試験が近くなったら過去3~5回分の過去問を解く

といういかにも当たり前と言うような事の繰り返しを行います。特別な事は必要ありません。

過去問は協会のHPきんざいのHPで公開されています(解説なし)。解説が欲しい場合はネット上に過去問と解説を公開しているサイトがあるので利用すると良いでしょう。

FP2級の勉強時間

平均的には200時間ほどと言われているようですが、3級でどれだけ勉強してきたかによって大きく変わってきます。

3級で9割以上の正解で合格し、続けて2級を受ける場合は100時間しっかりやれば合格出来るような気がします。私は150時間くらいやりましたが余裕で受かりました。

中には50時間程度で受かったという人もいるようですが、危険なのでおすすめしません。3級の時に受かるためだけの勉強でギリギリ合格した人は多めに取る必要があるかもしれませんね。

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