DCプランナー試験の概要
DCプランナー試験は生活と密接に関係のある分野(特に年金)について広く知識が問われる民間資格です。
範囲についてはFP技能検定と被る部分が多いので生活や老後生活について考える力が身につきます。
試験には2級と1級があり、2級合格者のみが1級の受験資格を得ることができます。試験は年1回です。
どんな人にオススメの試験なのか
金融関係の仕事はもちろん、総務担当者や社労士、税理士、ファイナンシャルプランナー、社会人を目指す学生、資産運用を考える人など多岐にわたります。
試験の範囲
AからDの4つの分野に別れており、A分野は「わが国の年金制度・退職金制度」、B分野は「確定拠出年金制度」、C分野は「投資に関する知識」、D分野は「ライフプランニングとリタイアメントプランニング」となっています。
試験により得られる知識のレベル
DCプランナー2級では確定拠出年金や年金制度全般に関する基本的な知識を得ることが出来ます。
投資に関する知識も得られるので、確定拠出年金の商品別リスクやリターンなどに基づいた商品選択が出来るようになり、企業の担当者として加入者に対し説明が出来るレベルを目指せます。
1級ではそれに加えて企業や個人に対して問題点と対策の提案、老後を見据えた生活設計の提案などコンサル業務を行えるレベルを目指します。
DCプランナー試験について
DCプランナー試験は難易度によって2級、1級に分かれています。
1級は受験資格があるため、初学者は2級から始めてステップアップしていくことになります。
試験の概要
2級、1級ともに年1回の試験となり、2級は9月上旬、1級は1月下旬の日曜日です。
2級は誰でも受験可能で、2級合格者が1級に挑戦することができます。
いずれも筆記試験のみとなっており、2級はマークシートのみ、1級はマークシートの基礎編・記述式の応用編に別れています。
また、試験はFPでおなじみの金融財政事情研究会(きんざい)が行っており、全国主要都市の約130箇所で行われます。
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